「II. 量子」は、Consciousness: 弦理論交響曲の第二楽章として、観客を物質の微視的な世界とその振動へと誘いました。このイベントは京都芸術センターで開催され、ヤニック・パジェによるライブソロパフォーマンスとともに、3日間の展示会およびオーディオインスタレーションが行われました。展示会では、黒川 徹による一連の陶器作品が展示されました。
譜面は、ヤニック・パジェが物理学者の橋本幸士とともに作曲し、共鳴の原理を探求しました。量子理論によれば、物質の最小単位は粒子と波として同時に存在し、この原理によって支配されています。パフォーマンスでは、打楽器とエレクトロニクスが組み合わされ、さらに黒川 徹と共同開発した新しい陶器の楽器「セラモフォン」が登場しました。
展示会では、黒川 徹の一連の謎めいた彫刻が展示され、これらは宇宙の異なる次元の形状を探るためにデザインされ、現実の本質について視覚的かつ触覚的な反映を提供しました。
作曲、パーカッション、電子音楽: ヤニック・パジェ
陶芸家: 黒川 徹
科学アドバイザー: 橋本幸士
照明デザイン: 木内ひとみ
