空間による作用

会場: エースホテル京都
日程: 2020年6月11日〜13日(エースホテル京都 グランド・オープニング)

重力」は一つの曲でありながら、観客が会場内でどこに位置するかによって異なる体験を提供しました。音楽は5つの異なる空間で演奏され、それぞれが独自の音響の世界を形成し、観客にユニークな視点を与えました。指揮者であり打楽器奏者でもあるヤニック・パジェは、iPadを使って遠隔操作でパフォーマンスを調整し、会場の音響システムと同期させながら演奏しました。観客が移動することで、ソリストが変化し、体験は流動的で進化する協奏曲のように変容していきました。

この作品は、物理学者橋本幸士との共同作業で開発された音楽的言語に基づき、重力の原理を調和的な構造とスケールに変換しました。クリス・モズデルの歌詞は詩的な枠組みを提供し、パフォーマンスを11のセクションに構成しました。ダンススタイルは、伝統的な日本舞踊や舞踏から現代的なムーブメントまで多岐にわたり、各空間には異なるダンサーと音楽家の組み合わせが登場しました。

作曲、指揮、パーカッション: ヤニック・パジェ
ミュージシャン: ウィリアム・プランクル(チェロ)、Ryotaro(アコーディオン)、中村真美(クラリネット)、 今西玲子(琴)
ダンサー: 中村香子、合田有起、きたまり、中村知、篠塚瑞桜 ZuiouShinozuka(Hiroko Umetani)
詩: クリス・モズデル

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