アレクサンドル・フェルディナンド・モベール

アレクサンドル・フェルディナンド・モベールは2012年より京都を拠点に活動しているフランスのアーティストです。彼の日本でのキャリアは、アンスティチュ・フランセ日本によって運営されている、ヴィラ九条山でのアーティスト・イン・レジデンスプログラムから始まりました。それ以降、映像芸術、パフォーマンス芸術、ミクストメディア・インスタレーション、そして音楽プロデュースの分野で活躍をしています。

ルイ・リュミエール大学で映画を学んだ後、フランスのアルルにある国立写真芸術高校に進学し、ル・フレノワール国立現代美術スタジオの大学院研究プログラムに選ばれました。彼の作品は複数の公的機関や個人の収集品に加えられ、森美術館(2016年、東京)、FILUXフェスティバル(2014年、メキシコシティ)、カサ・デ・フランシア(2013年、メキシコシティ)、ローマ現代アート美術館(2013年、ローマ)、アルル写真会議フェスティバル(2012年、アルル)、ニューヨーク写真フェスティバル(2010年、ニューヨーク)、そしてその他多数のアート・ギャラリー、美術館、アートの祭典で展示されてきました。

ミュージックシーンではRem Kina の名でイベント・オーガナイザーとしても知られており、彼は、UKに端を発するアンダーグラウンドムーブメント「レイヴ・カルチャー」の初期にフランスでパフォーマンスをするようになり、すぐにハードウェア・ドラムマシンやアナログのモジュラー・シンセを使用し自身の音楽を制作するようになりました。

3年間の制作期間を経て、フェルディナンド・モベールはついにデビューアルバム “Made in Kyoto” を、ハイブリッドで多文化なプロジェクトを展開する若手アーティストをプロモート、プロデュースすることを目的とし彼が作ったレーベル “Roots of the rising” からリリースすることになりました。”Made in Kyoto” と名付けられたこのアルバムは、音楽を抽象的な物語の形態と考え、日本の古都で外国人として生活してきたこの10年間の冒険と人生経験の物語を18曲に収録しています。
日本での彼の作品は2014年よりMORI YU GALLERYで扱われています。

出演作品

Fundamental Interactions

Fundamental Interactions

V. Fundamental Interactions

III. Dual Resonance

Act 2, Matter’s mind

Act 1 – Mind Matters

When Music meets Physics